【小説】オリジナル/こみらび/みみはにがてでしゅ


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「いーとーまきまきいーとーまきまき」
「ひーてひーて」
「……とれないでしゅ」
 ありゅととぴのが毛糸で遊んでいて絡まりました。
「ちょっと待って。ほら、動いちゃ駄目だよ」
 キノモリさんは丁寧に取ってあげます。
 と、キノモリさんの手がぴのの耳に触れました。
「ぺへっ」
 そういや、この子たち、耳を触らせてくれないなぁ。キノモリさんは思います。まぁ、人間同士も、耳を触ることはめったにないけど、こんなに可愛い耳なんだから、少しくらい触らせてくれたっていいのに。
 キノモリさんは、思い切って訊いてみることにしました。
「ねえ、耳を触るのはダメなの?」
 すると、ぴのが、キノモリさんを見上げました。
「ぽくは、ますたーと、ありゅとと、ありゅふりぇっどになら、いいでしゅ」
 へ、へぇ。
 どういう基準なんだろう?
 すると、ぴのが続けます。
「だいしゅきなひとにしか、さわりゃせないんでしゅからね」
 なるほどね。と、いうことは、自分のことは大好きなんだ。
 そう思うと、なんだかとても嬉しくなりました。
 キノモリさんが作ったその日の夕食は、いつもよりちょっと豪華でした。

おしまい。


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