【小説】オリジナル/こみらび/新しい仲間!


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 一週間の終わりです。明日から、お休み。
 お料理を作り終えたキノモリさんは、うーん、と伸びをして、盛りつけを始めました。
 自分の分と、ありゅとの分と、ぴのの分。
 今日はありゅふりぇさんもいるから、ありゅふりぇさんの分もだな。
「ますたーしゃん。あしたはますたーしゃんがおやすみだから、ぽくははちみつれもんがのみたいのだよ……」
「お、いいですね。お供します」
「うれしいのだよ」
 ふんふんと鼻歌を歌って、妙な動きをしつつ、ありゅふりぇっどが去っていきました。
 盛りつけ終わったキノモリさんは、その後に続いて部屋に入ります。
「みんなー。食べようー」
「おっ、いいデスねぇ」
「うん、たべるんだこ!」
 知らない人と、知らない……
 なんでしょう、これ。
 ありゅとたちに似ているような。でも、耳とぽわ毛が違うし……。
「こみろんらびっと?」
 キノモリさんが思わず訊きますと、さくらんぼ色した謎生物が、こくん、と頷きます。
「うん。ぽくはこみろんらびっとのかみさまなんだこ! なまえはぴっしゅだこ! よろしくだこ!」
 ……神様。
 なんだかちょっとめまいがします。
 ……うん、めまいなんか、気のせい。気のせいです。
「で、こちらの方は?」
「うん、ぽくのどうきょにんなんだこ」
「クタ・バレー、ダヨー!」
 ……ひどい名前。
 いやいやいやいや、ヒトの名前にケチつけたらいけません。
 キノモリさんは出かかった言葉を飲み込みました。
「ますたー! くたばれーは、ますたーのまえに、ここにすんでたんだじぇ!」
 あぁ、そうでしたか。
「いやぁ、ニホンのクタバレってコトバはイイねェ! ボクにこそふさわしい!」
 ……?!
「くたばれー、くたばれーでしゅ!」
「はっはっは! 相変わらずだなァ、ぴの! おうヨ、オマエもクタバレ!」
 あああああ、なんだこの空間。
「うん、くたばれーはさっさとくたばったほうがいいこ!」
「はっはっは! ぴっしゅ! オマエさんもクタバレよ!」
 あああああ、めまいが。
 いやいや、しっかりしろ、自分。そうでなく、クタさんがなんで来たのか、訊かないといけないでしょう。
「クタさん、なにかご用事ですか?」
「ああ、ご挨拶」
 クタさんが、キノモリさんに差し出したものは、手ぬぐいと、お蕎麦。
「ニホンでは、引越しのときにこうするんでショ?」
「引越し?」
「上に引っ越してきました。クタ・バレーダヨ! 以後ヨロシク!」
「よろしくだこ!」
 どうやら、楽しい毎日が、もっと楽しくなりそうな予感です。
 キノモリさんはにっこり笑って、手ぬぐいとお蕎麦を受け取りました。
「ご丁寧に、どうもありがとうございます。よろしくお願いします」

おしまい


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