【小説】オリジナル/こみらび/憧れのCardWirthあげじゃが


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 カタ、カタカタカタ……。
 キノモリさんがパソコンをいじっています。

「ますたーしゃん、なにをしているのだよ?」
「呟きうさぎのタイムラインを追ってるんです」

「……なにをみているのだよ?」
「宿の親父botさんの呟きです」

 宿の親父とは。
 2000年頃、一世を風靡したオンラインソフトのフリーゲーム、CardWirth(カードワース)の登場人物です。
 キノモリさん、当時、夢中になってやってました。
 このゲーム、シナリオを自分で作ったり、他の人が作ったシナリオをDLしてプレイしたり出来るのですが、キノモリさんも、その作者でもあるくらいです。

「どれどれ……。あげじゃがおいしい……?」
 ありゅふりぇっどがタイムラインを見て、ふーむ、と声を漏らします。

「あげじゃが、当時の自分には憧れの存在でした」

「なら、つくるんだじぇ!」
 いつの間にか後ろにいたありゅとが、八重歯を剥き出しにして叫びます。

「おりぇ、たべたいじぇ!」
「ぽくもたべたいでしゅー」

 そうですね。
 ホンモノの作りかたは判りませんが、それならば、『こみらび風あげじゃが』といきましょうか。

こみらび風あげじゃが
材料:じゃがいも(冷凍)・お好みの調味料(あじ塩コショウや、クレイジーソルトなど)

  1. 冷凍じゃがいもをレンジで温めます
  2. 170度に熱した油に 暖かくなったじゃがいもを入れます(キノモリさんちはフライヤーがあるので、そこんところ楽です)
  3. 油からぷっくり浮いて来たら、お好みの調味料で味つけします
  4. 出来上がり!

 じゅわわー、といい音がして、揚げあがりです。
 なかなか美味しそうに出来ましたが、どうでしょうか。

「うみゃっ! これうみゃーじぇ!」
「はふはふはふ……おいしー!」
「ふむ、ぽくのすきなあじなのだよ」

 キノモリさんも一口食べてみます。
 ……なるほど、ビールに合いそうです。

 CardWirthでは、冒険者の面々が、親父さんの揚げた (あるいは、揚げたのは娘さんかもしれません)揚げじゃがと、エール酒で乾杯をしていましたが、きっとこんな感じなんでしょう。
 キノモリさんは、懐かしい2000年代に思いを馳せて、ビールを準備しに席を立つのでした。

皆さんも是非、試してみてね!

P.S.
キノモリさんのハマっていたゲーム、CardWirthは実在します。
こみらびは本来、元ネタが判る程度に商品名を隠していましたが、CardWirthはまこ自身の思い入れも強く、そのままでの掲載に至りました。
カードワース愛護協会が、今、CardWirthの本体を配布していたり、更新を続けている団体になります。ご興味ある方、どうぞアクセスしてみてください。

愛護協会の方、もし、この記事の所為で、そちらにご迷惑をかけるようでしたら、この記事の全面改訂を行いますので、私にコンタクトを取って頂きますよう、お願い致します。


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