【小説】オリジナル(タブレットマギウス参加作品)/ぐわっちょ!/そして始まる、電書魔術作家の日常。


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有希「MANATIA、入口前でもすごいヒトだなぁ。兄さんたちは……あ、いたいたー!」
翠「有希ちゃん、来てくれてありがとー! 今日一日、よろしくねー」
有希「うん! で、どうやって中に入るの?」
彩葉「あらかじめガジェット渡しておいたろ。ePUGの展開は出来るようになった?」
有希「うん。思った以上に簡単で便利だった!」
彩葉「チェックインチケット入ってるから、それを入り口にある端末にかざして入るんだ」
翠「僕たちは準備してるから、その間に更衣室で早着替えePUGを展開して、着替え終わったら帰っておいで」
有希「うん、じゃあ行ってきまーす!」

有希「ただいまー!」
彩葉「お、似合うじゃん」
有希「こーゆーの初めてだから、ちょっと恥ずかしいかな」
翠「そかそか。あ、開場時間だ」
『ただいまより、MANATIAを開催いたします』
有希「えっ、拍手っ? なんでっ?」
彩葉「……そう言われてみればなんでだ?!」

翠「ありがとうございましたー」
有希「結構売れるんだね」
彩葉「MANAzonより、即売会のほうが売れるんだよ……。なんでだ……」
翠「こーゆーとこだと試しに使ってみれるからじゃないかなぁ?」
彩葉「あー。そーゆーことか。確かに、実際に見本で走らせてみたいしな」
有希(女性のお客さん多いし、多分、違うんだろうけど言わないでおこう)

有希「さっきから、オレのガジェットケースとハービー型のSIM、すっごい問い合わせされるね」
彩葉「うーん。この際、ハービーのガジェットケースとSIM量産するか……?」
翠「それはアリだねー。僕の手作りだとちょっと強度面で不安が残るから、どっかに制作依頼してみようか」
有希「人気者だよって言ったら、きっとハービードヤ顔だろうなー……」
彩葉・翠「「それな」」

有希「あ。藍依」
藍依「ユーキ! 売り子参加だったんだー。それ、似合ってるよ」
彩葉「なに? 有希ちゃん、彼女?」
翠「有希ちゃんも隅に置けないなぁ」
有希「違うよ、クラスメイト」
藍依「誘ったのに、断られたかと思えば……まさか、売り子をしてるとは思わなかったよー」
有希「だよね……」

藍依「パパの会社が電書魔術関連で、なんかだんだん興味沸いてきて。で、思わず……」
彩葉「へー……。パパの会社って、まさかお父さんが社長さん?」
藍依「そうです。『ベルキャスル』って言う、最近大手になってきたところなんですけど」
有希「……スイさん、顔色悪くない?」
翠「僕の職場です……」
藍依「……パパには言わないでおきますね」
翠「話の分かる方で助かります……」

彩葉「さて、そろそろ片付けようぜ」
藍依「あ。もしよければ、今日の新刊売ってください」
有希「入門書だけど、いい? それと、ガジェット持ってる?」
藍依「入門書ばっちこい! ガジェット持ってるけどSIMがないから、可愛いSIM欲しいなー」
翠「やっぱり、ハービーSIM量産しますか」
彩葉「だな」

『ただいまをもちまして、MANATIAを閉会いたします』
彩葉「終わったー! 今日はまた、ずいぶんと人が来てくれたな!」
有希「ふー。やっぱり普段着は落ち着くー」
翠「お腹すいたー……」
彩葉「美味しいもの食いに行こうぜ。ほら、藍依ちゃんも」
藍依「わーい。じゃあ、お邪魔しますねー」

そして始まる、電書魔術作家の日常。


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