【小説】オリジナル(タブレットマギウス参加作品)/ぐわっちょ!/テスター確保。


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有希「子供向けって言っても、どれくらいの年齢を想定してるの?」
彩葉「んー。中学生くらいかな。あまり下向けに作ろうとしても、どこまで理解出来るのかわかんないし」
翠「あっ。有希ちゃんにテスターして貰ったら?」
彩葉「ナイスアイディア! 有希ちゃん、一式買い揃えてあげるからテスターして!」
有希「一式買い揃える?! それいくらかかるんですかね……?! あまり高いと、父さんたちに怒られます……」
ハービー「ぐわっちょ!」
有希「なんでハービードヤ顔なの?! 仮にハービーがお金出しても、高いのはダメだよ!」

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翠「ざっと計算したけど、これくらいかな」
有希「中学生には手も足も出ないお値段だね」
彩葉「まあでも、春賀原(ハルガハラ)でジャンクとか買ってきて組み立てちゃうから、この値段ですむんだけど」
有希「?! 絶対にしないけど、仮に全部新品で揃えると、どんなエグいことになりますか?」
翠「えーっとね、こうなります」
有希「二倍の数字に、0が一個増えるの?!」
ハービー「ぐわっちょ!」
翠「あ、ハービーが0押してました……申し訳ない」

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有希「なんだよかった……って、よくなぁい!! こんな高いもの受け取れないよー!」
彩葉「有希ちゃんがキレた……。テスターはバイトみたいなもんだけど、それじゃダメなの?」
有希「受け取る金額が高すぎます!」
彩葉「実際、電書魔術のテスターって、危険伴うこともあるし、至極真っ当な報酬だと思うんだけど……ダメか」
翠「じゃあ、あの手しかないですねぇ……?」
彩葉「ですねぇ……」
ハービー「ぐわっちょ!」
有希「?」

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翠「MANATIAで売り子をやってくれない? それで適正価格でしょ?」
有希「えっ? い、いや……」
彩葉「ただ売り子をするんじゃないぞ。俺がこの前出した、舞台用の早着替えePUGを使って、コスプレをして貰う。これでどうだ?」
有希「こ、コスプレっ?!」
翠「ねー、サイ。有希ちゃんだったらなにが似合うかなぁ?」
彩葉「なんせ、天然物の金髪碧眼だからな。なに着せても似合うだろ」
ハービー「ぐわっちょ!」
有希「二人と一匹の熱意に負けました……」

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有希「ご飯ごちそうさまでした! そろそろ帰るよ」
彩葉「おう、気をつけて帰れよー」
翠「MANATIA当日はよろしくねー」
ハービー「ぐわっちょ!」
有希「二人とも、ハービーも、じゃあね!」
彩葉「よっし、やるぞー!」

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彩葉「うむ……。うむ、これはいい感じだ」
翠「あ、出来たんだ。相変わらず早いなぁ」
彩葉「早いのだけが取り柄だからな。さて、翠、春賀原に付き合って貰うぞ」
翠「デートデート!」
ハービー「ぐわっちょ!」
翠「いや、キミは」
彩葉「おいてくけどな!」
ハービー「ぐわっちょ?!」

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ハービー「ぐわっちょ……。ぐわっちょ……」
翠「部屋の隅で動かない……。すごいヘコみ方だ……」
彩葉「そんなにヘコむなよー。しょうがねぇだろ。ほら、新鮮な魚用意したから機嫌直せよ」
ハービー「ぐわっちょ! ぐわっちょ!」
彩葉「いててててて! やめろ! 髪の毛を! むしるな!」
翠「僕の持ってる図鑑ePUGで調べてみましたら、ハシビロコウは八つ当たりすることもあるそうです」
彩葉「身をもって知りたくなかった!」

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ハービー「ぐわっちょ……」
彩葉「八つ当たりしすぎで疲れて眠ったぞ……」
翠「寝顔は可愛いけど、あんなにキョーボーな一面があるとはね……」
彩葉「それはそれとして、いつ春賀原に行きましょうかね……」
翠「今日はやめとこうか。でも、ハービーがまたへそ曲げないうちに行かないと……」
彩葉「鳥だからへそねぇはずなのに……理不尽だ……」


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