キオネイナは語る。
この世界の理を。
【小説】オリジナル/ブルプリ/Stage15『愛してる』

キオネイナは語る。
この世界の理を。
『リノエリア』という名前は、『リノ』を示すものではなかった。
明かされる、『リノエリア』たちの歴史とは。
リノと再会した双子は、彼女の置かれた状況に疑問を持つ。
『リノエリア』とは何なのだろうか。
宿に辿り着いたアルフレッドは、アルトの処置を始めようとする。
ところが、アルトはそれを拒み始める。
しょうがないことかもしれない。
そして、過去には戻れない。
ある日、いつものように魔獣狩りをしていたアルトとアルフレッドは、謎の美少女に助けられる。
三人の出会いの章。
アルフレッドは、双子の兄・アルトを愛しているが、アルトの心はそう簡単な話でもなく……。
異形との契約でアルトが失ったものとは。
双子の心は通じ合っているのか、否か。
生きるうえで、アルトが補ったものとは。
双子は、リノを連れてレインフォレスト内の小屋を訪れる。
双子の知り合いだというアゼル人の男は、リノを『ある人物』と特定する。
リノを連れ去られてしまった双子は、取り敢えず態勢を立て直すことにするが、アルトの身体にはある異変が起こっていた。