BluePrism02-04

「あ、その表情ソソる。いいねえ」
 アルフレッドが体勢を変えて、小柄な兄に覆いかぶさった。アルトがビクッと震えると、その耳を食んで、自らを昂ぶらせるように囁く。
「どうされたい……?」
 アルトは首を振った。
 耳にかかる息は熱く、火傷しそうだ。自分の中に入っている部分も、まるで焼けた鉄の塊のような熱と存在感がある。
 今日はいつもより激しくて、いつもより乱暴だ。何度も何度も肌に歯を立てられたし、痣だっていくつもついているだろう。それが気持ちよくて、ねだったのも悪かったが、もう既に幾度となく果てたアルトには、これ以上は辛かった。
「……も、ヤダ、ぁ」
 弱音のような言葉を聞いて、アルフレッドは短く息を吐き、抽挿を激しくした。別段それに興奮したわけではない。むしろ腹立だしかった。