BluePrism02-01

「あ、」
 ベッドの中で荒い息遣いと共に漏れる声は、アルトのものだった。小さな身体に似つかわしくない低めの声は艶があり、それは夜の色を帯びていた。
「あまり大きな声出さないほうがいいよ」
 後ろにいたアルフレッドが彼の口を手で塞いで、腰を打ち付ける。
「!」
 アルトが悲鳴を上げると、
「だからさ、起きちゃうから」
 と、アルフレッドがアルトの耳の近くで言う。
「だっ、て……お前が」
 そう。彼らの隣には、すっかり眠っているリノ。だから、そんなことをしている状態でもないのだが。
「仕方ないでしょ。キミの魔力切れたら、ビオトープなくなっちゃうし」