安全と、作品を大切にすることと

本当に、本当に、心に沁みたことですし、他の誰にもこんな経験してほしくないから、書きとめておこうと思います。

作品のね、額縁を用意しなかったんです。
色々思惑はあったりしました。
直接触ってほしいとか、質感を味わってほしいとか。

危うく、お客様に怪我をさせたり、ギャラリーに損害を出したりするところでした。

壁から落下したんです、作品が重くて。
幸いにも、怪我人はなし。お店の備品や、お客様の持ち物は勿論のこと、作品も壊れなかったんです。お客様のスマホケースに少し水がかかってしまったらしいのですが、その方が大変心の広い方だったらしく、許してくださったとのこと。

その知らせを聞いたとき、本当に生きた心地がしなかった。
(お知らせは本当に簡易なもので、お客様がいらしたとかの記述は一切なかったのですが)
知らせが届いた日も通常運転のツイートをしてましたし、旦那さんの手前、明るく振舞っていたのですが……
眠ったら夢に見たし、その次の日、作品の再掲載をしにいって、家に帰ったら、もう、精神がダメでした。
こくうさんの前で、ワンワン泣き出した。

お怪我させなくてよかった、お店に損害が出なくてよかった、主催さんに損害が出なくてよかった。
作品のことも、安全も、何もかも考えてなかった、バカだった。
作品だって可哀想。私のミスの所為で、あんなことになって。
私、運がよかっただけで、本来ならば、作家生命終わってもおかしくない。

そんなことをひたすら言い、自分を責めて、子供のように泣きじゃくりました。

こういう事故が起こることで、一番傷つくのは、誰でもない。
あなたが大切に思っている方々です。
あなたの、大切なお子さん(作品)です。

そこで、私の苦い経験を踏まえて、ギャラリーなどに展示したいと思っている方にアドバイス(というか、これから私が徹底してやろうと思っていること)を。

  1. 作品は少なくとも、展示2週間前には作っておきましょう
  2. その作品の重量をかけても大丈夫な、展示用のレイアウト器具などを用意しておきましょう
  3. 同じレイアウト器具で、自分の家で安全性をテストしておきましょう

安全性テスト期間や、金具類を探す期間を設けるため、2週間、としました。長くても、勿論問題ないと思います。
私なんかは、〆切に追われるのがイヤなので、これからはもっと早く準備するんでしょうね。
作品の種類にもよりますが、レイアウト器具が見えるものの場合、作品のテイストに沿ったものを見つけるのが大変だと思うし(なければ自分で改造するかもしれないし)、同じ器具を使って安全性をテストしないことには、新人作家の私にはハードルが高いだろう、と思っているので、こういう風な書きかたをしています。

こういうものって、自分で経験しないと、なかなか身につかないのかも知れないんですが……。
それでも、他の方に、同じ経験をしてほしくないんで(かなり精神削れます……。私はガラスハートですから、余計にですけど)。
お願いですから、この記事をご覧になった方は、肝に銘じていただければ、と。

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